銀行のあれこれ⑦ 決算書
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こんにちは。よわリーマンです。
今日は取引先の「決算書」について簡単に記事を書きたいと思います。
融資を審査する際は必ず確認する「決算書」。
銀行員であれば、必ず目を通しますね。
決算書について私が思うのは、融資を申し込む際は必ず一式全てを提出すること。
税務申告書や勘定科目明細等全てです。
最近思うのは、決算の一部のみしか提出しない企業が多いような気がします。
まあ、企業の方からしたら最重要である資料を簡単には出したくないでしょう。
しかし、審査の段階で一部の提出を拒否すれば少なからずとも影響は出ます。
銀行側からすればまず何かあるのではないかと考えますからね。
たとえ、不利な部分があっても提出した方が、しない方よりも全然良い方に向くのは間違いないと私は思います。
銀行側からのセールスであれば話は別ですが、依頼があった資料は必ず出す方が今後の安定した取引のためにも得策です。
それではおやすみなさい。
【今日の記事に一言】
マネーロンダリングに対する記事ですね。
マネーロンダリングとは簡単に言うと犯罪に使われたお金をクリーンなお金に見せかけるために銀行を使い、色々なところにお金を移動させることです。
これについて銀行に勤める私からしますと、マネーロンダリング自体は根絶すべき事案だと思います。一方で各金融機関はマネロン対策に対して非常に時間と労力を費やしてます。
これに対し、政府や金融庁はマネロンの対策をしっかり行うよう指示するだけであって、何か対策を行なっているようには感じません。
要は業務のしわ寄せが金融機関にきているだけのように感じます。
マネロンや反社会的勢力等への対策に対する業務は非常に神経を使います。
私もそうです。以前に比べ事務量が相当増えてます。
金融庁もマネロン等の対策を実行する業務自体を金融機関に変わり少しは担って欲しいものです。
今回の埼玉県信金もきちんと対策を施していたのであれば、ある意味被害者という扱いです。
対策を立てることは非常に重要です。しかし、それにより本業へ支障が出るようなことは無いようにしたいですね。