銀行のあれこれ⑨ 赤字
みなさんこんにちは。よわリーマンです。
今日は「赤字」についてのお話です。
赤字という言葉は皆様もご存知でしょう。
簡単にいうと売上<費用ということですね。
この状態だ続くと手元のお金が無くなれば、企業は倒産します。
しかし、間違って欲しくないのが、「赤字だと銀行はお金を貸してくれない」と言うことです。
決してそうではありません。
以前私が担当していた会社さんで粉飾決算をしていた会社がありました。
粉飾が発覚した際に「赤字だと銀行からお金を借りられなくなる」と考えてた上で行ったことなのだそうです。
赤字であれど、例えばその赤字が
①一過性のものであり、次年度以降は黒字化するシナリオが描けている。
②本業である営業利益は黒字だが、何らかの理由により特別損失を計上したことで、赤字となっている。
このような場合は、銀行側も審査判断では柔軟に見てもらえることが多いと思います。
要は赤字ではあるが、その理由が納得のいくものであれば問題無いのです。
なので、過度に赤字を気にするのはどうかと私は思います。
但し、銀行によって審査基準は違いますので一概に言えることではありませんが。
参考までにしていただければと思います。
それでは、おやすみなさい。
【今日の記事に一言】
※「就活ルール廃止」
これは賛否両論あるようですが、私は賛成です。
就活期間が短ければ短いほど、入社後のミスマッチとなるリスクが多くなります。
よく言われている会社に入社したら「3年3割」は辞めるという理論もこの就活期間が短いことも一部影響しているように感じます。
但し、忘れてはならないのは学業への懸念ですね。
企業側が学業に支障がない範囲で採用活動を行うようルール作りを行なった上で対応すべき何ではないでしょうか。
そのルール自体を考えることが難しいように感じますが、一生働くかもしれない会社を選ぶ活動を短期間で決めてしまうのは、日本の将来のためにも良くないことだと思います。